出版物

声とともに生きる豊かな人生

50人のリカバリー体験記

声とともに生きる

自分だけにしか聞こえない声を聞く人が、不安、無力感、罪悪感、怒りなどがもたらす困難から人生を取り戻す過程を綴る。

本人は声にどう対処すればいいか。医師など専門家や周囲のサポートは。豊富な具体的事例とヒントを示す。

出版年月日 2022/6/15

幻聴の世界 ―ヒアリング・ヴォイシズ

幻聴/ヒアリング・ヴォイシズを多角的にとらえる

幻聴の世界

いつのころだろうか、病気が治るものと思われてきたのは……

いつのころだろうか、病気になったら病院に行くようになったのは……

いつのころだろうか、空耳が幻聴と言われるようになったのは……

いつのころだろうか、幻聴が病気だと言われるようになったのは……

神の声の啓示によって、宗教を興した開祖の話も耳にします。人口の 4%の人が幻聴を聴いたことがあるといういくつかの調査報告があります。 誰の声かもしれない人の声に日常的に悩まされている人もいます。そうし た「声」は、精神医学の対象となり、「幻聴」といった 精神疾患のひとつの 症状とされ、「声」をなくすためのさまざまな治療が行われています。本当に幻聴は疾患の症状なのでしょうか?空耳と言われていた、 「声」は空の彼方に消え去ったのでしょうか……。

編集:日本臨床心理学会:1,470円

地域臨床心理学

精神科臨床・地域での生活支援の展開

地域臨床心理学

「地域移行」が進む中、地域で実践されている「臨床心理学的支援」を学ぶ一冊。

地域で生活する精神障害者に対してどのような心理学的支援方法が可能か、基礎心理学を臨床の場でどのように応用するか、 医療・保健・福祉施設での心理職の仕事内容等、様々な実例を交えて考える。

編集:日本臨床心理学会:2,730 円(税込)